ブラッドリー効果とは

  • 選挙プランナー三浦博史
  • at 2008/10/27 13:06:27

ブラッドリー効果とは、1982年のカリフォルニア州知事選挙で、事前の各世論調査で黒人の元ロサンゼルス市長トム・ブラッドリーが、共和党の白人候補デュークメシアンを圧倒しながら、結果はデュークメシアンが勝ったことに由来します。


そこから、今、世論調査で「オバマ」と答えていても、投票する時は「マケイン」という人がかなりいるのでは、という分析もみられます。しかし、当時と異なり、今の世論調査のほとんどは面接調査ではなく、電話、しかもオペレーターによるものではなく、オートコール(自動音声によるもの)が大半です。したがって、人種差別していることを人に知られたくない、としたこの効果は、今の世論調査の手法では出にくいのではないかと思われます。


 “選挙は水物”。これは万国共通の話です。“オバマ圧勝”と噂されていますが、まだまだ一寸先は闇といえるでしょう。選挙は歴史です。過去の統計では計れない何かが起きても不思議ではありません。ここでオバマが負ければ後世に「オバマ効果」として残ることになるでしょう。



※この記事は 「選挙プランナー 三浦博史の選挙戦最新事情(http://www.election.ne.jp/planner/62075.html)」 と重複しています。ご了承下さい。

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