今朝、麻生総理は11月30日投開票を含む、年内の解散総選挙を延期する意向を示したとの報道がありました。
これは迫り来る世界的な経済危機の中で、11月4日のアメリカ大統領選挙と同時選挙をやっている場合ではないということでしょう。しかし、年内はないといっても、それは1月・2月なのか、3月・4月なのか、6月の東京都議会議員選挙と“同日選挙”になるのか、あるいは限りなく任期満了近くになるのか、全く予想がつかなくなりました。
ホッと胸を撫で下ろしている陣営や全力疾走でラストスパートをかけていた陣営など様々ですが、ゴールが先に延びたことで、各候補者の命運が大きく変わることだけは間違いありません。
私は、選挙は選挙期間中の活動以上に、ラストスパートをかけた時に対抗馬を抜き切ることが最も大切だと考えています。ちょっとした油断や手を緩めたことで相手を捕まえ切れなければ、そこが勝敗の分かれ道となるケースが多いことを何度もこの目で見てきたからです。
1月20日の大統領就任式前の解散総選挙(政治空白)はないと見ていいでしょう。
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