来年1月20日のオバマ大統領就任と同時に、首席補佐官にはシカゴ人脈でもあるラーム・エマニュエル氏が就任します。そして、今後のオバマ政権、そしてアメリカのPR戦略・戦術を一手に仕切るのが報道官(プレスセクレタリー)です。ホワイトハウスで絶大な権力を持つとされるその職には、オバマの上院議員時代の報道官を務め、今回の大統領選挙キャンペーンPRを仕切った、オバマのパートナーとでも呼ぶべきロバート・ギブス氏が就任します。
また、広報担当補佐官には女性を議員にするための支援組織のエグゼクティブディレクターを務めたエレン・モラン氏が、そしてそれを補佐する次席補佐官には選挙キャンペーン中、ギブス氏の片腕、後任を務めたダン・ファイファー氏が就任します。
一方、日本の総理官邸の補佐官制度の中にはそうした機能もなく、官房長官がすべての役職を“兼務”しているのが実情です。日本の総理官邸のPR、国内はもとより海外向けにも何とかした方が良いと思いますが。
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