最近の国政選挙は政党の代表(党首)で、その風向きが大きく変わるといわれています。
次期衆院選までの任期満了6ヶ月を切った今、自民党や民主党の各陣営では、麻生総理や小沢代表ではなく違う政治家を政党ポスターに起用する候補者が急増しています。これは第一線で戦っている各陣営からすれば、党の代表が選挙の顔にはなりえていないと拒絶されている証といってもいいでしょう。
党の代表が党公認の、あるいは首長選挙で推薦した候補者の応援に来ない(呼ばれていない)ということに対し、有権者が疑問を持ち始めたとき、本来の選挙の顔とは政党の代表ではなく、候補者自身なのだということになってくるのかもしれません。
私は個人的に、選挙とは候補者が持つ“人間力”で競い合うことが最も大切な要素だと考えていますので、むしろ良い傾向といえるのかもしれません。
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