政党が企業や団体からの一切の献金はまかりならん、という理由がよくわかりません。会社や団体でも法人格という人格があるわけで、株主や社員(主なステークホルダー)構成員・組合員等に対し、納得のいく説明ができる献金・寄附ならばそれらを性悪説的に全て、ダメ、というのはおかしいと思います。同時に個人献金が全て性善説に立つこともおかしいと思います。大切なことは選挙や政治活動で悪質なしがらみを作らないことが重要であり、これは政党や政治家の資質の問題であり、献金側の問題だけにすること自体、無理があるように思います。大体、企業・団体の政党(政治資金団体)への直接献金(寄附)の禁止なんて言っても、今回の西松建設のように企業や団体・組合などが、独自の政治団体を持っていれば、作れば、そこから自由に政党にも政治家の政治団体にもこれまで通り寄附できるのです。こんないたちごっこの修正を繰り返すのではなく、浄財を政党も政治かも正々堂々集めればいいのではないでしょうか?
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