ジャーナリストの上杉隆氏が「政治家が過去の言動で責任をとることはありえても、未来の政局(選挙)に責任が持てないから辞めるということは全く説得力がない」とコメントされていましたが私も同感です。
今回の辞任理由は「民主党の政権交代、選挙・政局に支障が出るから」というもので、自らの疑惑については何ら新しい説明がなかったわけです。今、民主党にとって大切な「信頼回復のために何が必要か」ということがまるでわかっていないような気がします。“自民党もダメだけど、民主党もねえ”という巷の声が、そのまま選挙に反映されることでしょう。
辞任当日発売のサンデー毎日誌上でも述べたように、“小池百合子が首相になろうが、岡田克也が新代表になろうが今回の選挙予測が大きく変わることはない”と思っています。
国民が求めているものと、政治家の対処法に大きなズレがあるように思えてなりません。
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