民主党は16日(土)の両院議員総会で新代表を選出すると発表しました。
この件については、今日の朝日新聞夕刊でもコメントさせていただきましたが、民主党は大きなPRチャンスを自ら逃がしたと思います。米国の大統領予備選挙のように各代表候補が幹事長候補を指名し、27万人弱の党員・サポーターによる代表選挙を行えば、各マスコミやインターネット等多くのメディアで大々的に取り上げられ、おそらく何十億円相当のPR効果が得られたことでしょう。
また、両院議員総会で選出するにしても、もう少し日程を置けば、たとえば今週末(16日・17日)に街頭演説会を行うだけでもマスコミ報道で国民の注目を集めることができたはずです。昨日の両院議員総会でも議論されたようですが、党員・サポーターはともかく、次期衆院選の公認候補者(新人・元職)に投票権を与えないということは、今ひとつ理解できません。小沢代表が辞めても、今回の選出方法で、信頼回復のチャンスを少なくとも一つは逃がしてしまったといえそうです。
以前にも述べましたが、こうした“旧来型手法”で新代表が決められるのであれば、鳩山氏、岡田氏、どちらが代表になっても何らサプライズ効果はないと思います。
私のサンデー毎日今週号で行った当落予測も変更なしということです。
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