今朝、鈴木棟一先生主宰の社稷会で中田宏横浜市長の講演があり、久々に中田節を聴くことができました。
今回の新型インフルエンザのように、危機管理に対する首長(国家の指導者も同じ)の責務の一つとして、まずは市民がパニックに陥らないよう、市民の不安を解消するために特に冷静な対処・対応が求められていると思います。しかしそうした危機管理の原理原則に、舛添厚労相は全くトンチンカンな対応をされたと思います。
あの不安を煽っただけの記者会見は、欧米のマスコミだったら許さないでしょう。相手が無所属の中田市長だったから良かったものの、これが100%民主党系の市長だったら、間違いなく危機管理に関する自民 対 民主の院外バージョンとして政局の一つとなっていたことでしょう。
行政のトップは、こうした危機の時こそ冷静沈着な人でなければ務まらないとつくづく痛感した出来事でした。
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