昨日の党首討論はアメリカ大統領選挙でのテレビ討論と比較するとお話しにならないレベルでした。
大体、攻める側である鳩山民主党代表の「友愛」なる言葉は、国民にとってはあまりにも抽象的で理解しにくいものです。「友愛」だけでは国民の理解はもちろん、国際政治でも通用しないでしょう。一方の麻生首相も「西松問題」以外での民主党への突っ込みはほとんど目立たず、評価するわけにはいきませんが少なくとも貫禄だけはあったと思います。
経済、外交、安全保障等々、日本のリーダーはしたたかな各国首脳と駆け引きをしていかなければなりません。この100年に1度ともいわれる経済不況時に、この程度の論戦でこの国の進路を決めてよいのかと一抹の危惧を覚えた次第です。どっちもどっちといったところでしょうか。
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