物事にはイケイケ、選挙にも世界中で雪崩現象というものがあるのも事実です。今の自民党・麻生政権を幕末の徳川慶喜に例える人もいます。しかし、民主党政権ができたからといって、自民党のすべてが崩壊してなくなってしまうわけでもなく、その例えは間違っていると思います。
民主党300議席という週刊誌予測まで出てきました。確かにその可能性も4分の1はあるかもしれません。4分の1という理由は、“民主大攻勢、自民大逆風”という嵐が吹き荒れていますが、物理的に嵐(突風)が同じ強さで吹き続けることはないからです。(1)強まる、(2)弱まる、(3)止む、(4)風向きが変わる、という4つのパターンがあるわけです。民主300議席は、この内の(1)のパターンになった場合ですから4分の1の確率と書いたのです。
107年ぶりのお盆をはさんだ後の8月末投票日。果たしてその時、どういう基準で有権者が候補者を、政党を選ぶのかが注目されます。
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