知事会(29人)の採点で各党の、マニフェスト評価が出ました。公明党66.2、自民党60.6、民主党58.3で、意外にも自民が民主を上回っていました。しかしこれは公平な評価とは思えません。報道によると、評価をした知事の内、自分の選挙の際に、与党だけの推薦・支持を受けた人が12名、なんと野党だけの推薦・支持を受けた人は2名(他は与野党の推薦、もしくは無党派無所属)なのです。選挙は戦いなので、少なくともこれら12名の方々は、民主推薦・支持候補と闘って勝ち抜いてきたわけですから民主党ブランドに多少の敵意が残っている人も少なくないと推測されます。しかも配点だけで比較すると、自民党62に対し民主党63.8と民主党の方が優位なのです。最後の不安の減点という奇妙な項目で、自民党-1.5に対し、民主党-5.5という”修正”で、自民・民主の評価が逆転しているわけです。まあこの知事会の評価はやや自民党寄りと見た方が無難でしょう。その点、公明党は地方消費税充実について8.9点と、最高点をつけていたのは際立っていました。
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