2016年のオリンピックは東京が敗退し、圧倒的多数でリオに決まりました。誠に一都民として残念な結果です。戦後復興のめざましい成長をみせた昭和39年の東京オリンピックと異なり、今の日本の若い世代の人たちにあの感動を共有させたい、と思った日本人はたくさんいることでしょう。しかしいつの日からか地域や家族の絆や連帯感は薄れ、国民・民族としての絆や連帯感も薄れ始めてきているように思えます。そんなこと、うっとおしいと思う人たちが増えている今だからこそ、東京オリンピックは一つの日本人共通のアイデンティティを高めるいいチャンスだと思っていました。一部のマスコミ報道で、石原知事の責任問題云々がありますが、そもそもこうした競争相手がある誘致運動に絶対はありませんし、これでアメリカのオバマ大統領やスペインの大統領、国王の責任問題が問われことはありえません。次(2020年)にその夢をつなげていけばいいのではないでしょうか?スポーツの振興や国威の高揚などという古臭いことは言いませんが、もっともっと、自分達の国に誇りを持ち、自らを元気にしていくことに政治家も関心を持つべきだと思います。子育て支援をいくら増やすとか高速道路をいくら安くするとかの論議も大切ですが、子どもたちの夢を育むことも外国に負けずにがんばることも政治家の一使命だと思います。ぜひ2020年の東京オリンピック実現に向けて一刻も早く、始動してほしいものです。
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