今日発売の日刊ゲンダイ、「田中康夫にっぽん改国」で、1月25日の衆議院予算委員会での前原誠司国交相の言動について、田中氏の「チンピラ大臣」の正体見たり、というコメントが掲載されています。少々長くなりますが引用させていただきます。
田中氏は『「全部前政権の責任だと言えば、自分達の責任が解消するという言い方は宜しくない」のです。その覚悟を僕も抱き、“♂は黙って”プライマリーバランス(基礎的財政収支)の連続黒字化達成に務めました。』『八ツ場ダムも日本航空も、戦略も戦術も持ち合わせぬ自身の迷走振りを棚に上げて、就任から4ヶ月を経ても猶、前任者の放漫経営が原因だ、と得意気に責任転嫁する経営者は早晩、社員からも市場からも愛想を尽かされるのが“世の習わし”…』と語られています。
私は以前から「小沢問題」を批判できない民主党の体質を問題にしてきましたが、ここにきて急に「赤信号、みんなで渡れば恐くない」状態になり、今の政局に「機を見るに敏」な前原氏を先頭に小沢批判が出始めました。それにしても民主党内のベテラン議員の中から田中氏のような声が、顔が見えないのが異常だと思います。
私たちの大切な未来を誰に託せば良いのか、選択の難しい時代に突入したようです。
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