本日、両国国技館で行われた日本相撲協会の理事選挙で、注目の貴乃花親方が10票を獲得し当選しました。これだけ閉鎖的な限られた有権者の選挙で、当初予想された票から3票も上乗せし、当選したことは、一般社会と異なり、角界にとってまさに歴史的な出来事といえましょう。
横綱朝青龍の暴行事件で揺れる最中での今回の当選は、「一人くらい当選しても何も変わらない」のではなく、「たとえ一人でも変えていく」という“チェンジ”の始まりを期待させます。今後は古き良き伝統を守りながら、角界の活性化に大いに期待したいと思います。
因みにあるマスコミから、選挙プランナーとして、今回の理事選の票読みの依頼もありましたが、もちろん門外漢なのでお断りした次第です。
今回の理事選は、大組織のみならず、これだけの閉鎖社会といえる角界でも票読みができなくなってきた証ともいえるでしょう。
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