「市町村議員選挙に出るけど、ホームページ(ブログ)は必要ない」とか「どうせ見る人もいないから必要ない」という声をよく耳にします。
確かに、今では国会議員のホームページ開設率はほぼ100%、しかし地方議員となるとその数字は大幅に低下します。
その主な原因として、「開設しても関係者以外誰も見ない」「票に繋がらない」「メンテンンスできる人が周囲にいない」など様々ですが、「地方選でもホームページ(ブログ)は必要か?」との問いに対して、私はもちろん「イエス」と即答します。
なぜなら、まず第一に「有権者(ネットユーザー)の目線で活動している」という親近感を潜在的に持たせることができるからです。主なインターネットのメインユーザーといわれる20~40歳代の男性層は、情報をネットから得る特性があり、駅頭で見かけた後で候補者の名前で検索し、情報を見る可能性があるのです。その際、サイトが見つからなければインターネットを軽視している古い感覚の候補者というレッテルを貼られて、確実に一票失うでしょう。
第二にホームページ(ブログ)は豊富な情報が伝達できるツールです。公選法では政治活動で有権者に配布できるグッズには様々な制限があり、候補者が伝えたいことが十分に伝えることができません。ホームページなら情報の掲載や更新が簡単にできるメリットがあります(選挙期間中の更新は不可)。
したがって、地方選といえどもホームページ(ブログ)を立ち上げ、全ての広報物にもそのURLを目立つように記載し、主要な検索エンジンへ登録し、アクセスの誘導を図ることは間違いなく一票に繋がります。余裕があれば携帯電話向けのホームページも作成し「QRコード」を広報物に掲載すれば、若者の反応が良くなる効果も期待できます。
インターネットはどんな郡部の地方選でも一票や二票以上の効果あるメディアであるとお考え下さい。「たかが一票や二票」と思う候補者はいないはずです。一票、二票で泣く前に視点を変えてみてはいかがでしょうか。
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