昨日、失効したガソリン税などの暫定税率を復活させる「租税特別措置法改正案」が再可決され、成立しました。
国会大混乱とはいえ、最近、不思議に思うことがあります。それは数十年前であれば、こうした“事態”が起きると、国会周辺でのデモや大学構内には多くの立て看板などが見られたものです。しかし、今は全く静かなものです。かつてのような日本の学生運動は一体どこへ消えてしまったのでしょうか。
各々の問題に対する賛否、是非論は別として、政治家を志す若者が増えていることは結構なことですが、何となく権力に対する「反骨精神」が今の若者たちから消え失せてしまったような気がしてなりません。北京オリンピック聖火リレーでのチベット問題も同様です。
日本の学生はすっかり大人になってしまったのでしょうか、それとも幼児化してしまったのでしょうか。世界でみられる若者の政治に対するパワーを見る時、つい比較してしまう今日この頃です。
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