戦後最大の危機といわれる米国発の金融危機に直面し、11月4日に大統領選挙本選を控えるアメリカでは与党共和党ブッシュ政権に対する批判が日増しに強まっています。そして残念ながらマケインもオバマも、とても「経済通」といわれるような候補者ではありません。それは副大統領候補の新米政治家である共和党のペイリンや、民主党の外交通ハイデンも同様です。
さて、日本の総選挙は大統領選とほぼ同時期に実施されると喧伝されていますが、麻生自民党、小沢民主党のどちらがこの事態に正面から立ち向かうことができるのでしょうか。決して政治家の事務所費問題等を軽んじるわけではありませんが、今の国会論戦を見ていると、果たして日本丸はどうなってしまうのかといった不安にかられます。
決して大統領候補に日本の総理・政党党首はヒケをとらないと思いますが、論点・争点が金融危機をはじめとした今の世界情勢における政治の本道から外れているように思えてなりません。
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